人生は上下だ #4「飲み会で悲鳴を浴びたのが納得できない」

Q.僕はいつもみんなからキモいと言われています。このあいだ本当に納得できないことがありました。サークルの飲み会に参加したときのことですが、シメの雑炊を食べるときに、間違えて隣の女の子の使用済のスプーンを手にとってしまい、そのまま雑炊をすくって口に運んでしまいました。するとその瞬間、女の子が「ギャーーーーーー!!!!やめてーーー!!!」という悲鳴をあげたのです。スプーンが違うことに全く気付いてなかった僕は最初何が起こったのか分からず驚きました。女の子は泣いていました。僕がスプーンを間違えたことが原因だったと思うのですが、そんなに僕は悪いことをしたのでしょうか?もうキモいと言われたくありません。(福田くん 東京都 20歳 男)

A.あなたがキモいと言われている理由、なんとなく分かります。あなたはなぜキモいと言われているか、自分で考えたことはありますか?あなたの言いぶんを聞いていると、自分のことを客観視できてないなという印象を受けます。

まずひとつ。「自分がスプーンを間違えたから女の子が泣いた」というのは少々理解が足りません。正確には、「あなたのそのキモい口に女の子のスプーンがワケもなく入ってしまった」から泣いたのです。私はあなたのことを全く知りませんが、なんだかこれを読んでいるとあなたがどんな人間なのかを言い当てられるような気がしてきました。なので言います。

ズバリ、スプーンの使い方がキモいのでしょう。ねぶるように使っている。それが怖かったのです。そして、スプーンの上に何もないのにねぶったりもする。正解でしょうね。でないとスプーンを間違われたくらいで悲鳴をあげて泣くだなんて考えにくい。

スプーンは口の中に入れてから離すまでのタイムが重要です。キモいと言われたくなければ、口に入れて食べ物を運び終えたら、グダグダせずにサッと離しましょう。タイムが長引けば長引くほど、キモいと言われるリスクはどんどん上がります。入れたらサッ、入れたらサッ、これを繰り返すのです。

あとスプーンは湾曲していますよね。あなたはスプーンを口から離すとき、その湾曲部分に一滴のしずくも残してやるまいと考えすぎて、スプーンを上に引き上げてしまっているのでしょう。しかもゆっくりと。「タイムが長い+上に引き上げる」のはスプーンの一番キモい使い方とされています。キモい自分を変えたければ、なるべく顔面に対して垂直にスプーンを出し入れするのです。垂直に入れたらサッ、垂直に入れたらサッ。多少湾曲部分に飯が残っていても気にすることはありません。スプーンの湾曲部分に何も残してやるまいと考えていいのは、アイスを食べるときのキムタクだけです。しかも彼は上に引き上げるのではなく、下に引き下げています。これは言うまでもなく相当レベルの高い技で、我々一般人がやっていいことでは決してありません。絶対に真似しないでください。

スプーンの使い方もそうですが、悲鳴を聞いても何のことだか全く気付いていなかったり、スプーンを間違えてしまったことが原因だということにして自分のキモさを棚に上げたり、あなたには何かがほんの少し足りてない気がします。中には同じ食器を共有するくらいのことでギャーギャー言う痛い人もいますが、何となくでもアンテナを張って行動しておけばスプーンを間違えることはないでしょう。キモいと言われる人はエチケットの配慮が足りないことが多々あります。ちゃんと出来ていたらあなたは悲鳴を浴びることはなく、女の子が泣くことなどなかったかもしれません。

と、ここまでが私の推察です。色々言いましたが、全部外れてたらごめんなさい。

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